※DRエバーハルト社製品は、少しずつ順にパッケージデザインを変更しております。
お手元に届くものが新旧混在してしまう場合がありますが、どうかご了承ください。
商品名 | 学名 | 科名 | 使用部位 | 抽出法 |
ペパーミント・アルベンシス | Mentha arvensis | シソ科 | 花の蕾、花咲穂先部 | 水蒸気蒸留法 |
産地 | 香りの系統 | 主な成分 |
インド | ハーブ、メントール系 | メントール、メントン、イソメントン、ネオメントール、リモネン、酢酸メチル |
一般的にペパーミントといわれるのが、「ペパーミント・ミッチャム」で、この「ペパーミント・アルベンシス」は、日本でいう「薄荷(ハッカ)精油」のようなどこか甘さを含んだ香り。
メントール成分をミッチャムよりも多く含むため、昔から「薄荷」のスースーとしたメントール感を好まれる方によく用いられます。
作用としては、ペパーミント・ミッチャムとほぼ同様ですが、アルベンシスの方が作用が優しいです。
突き抜けるような強いミントの香りが好きではない方は、こちらのアルベンシスを使われるのが良いかも知れません。
ペパーミント精油は、鎮痛、特に頭痛などに悩まれている方によく使われますが、人によっては、ミッチャムよりもこちらのアルベンシスの方が頭痛に効く、という声も聞きます。
中医学などでは、痛みや皮膚疾患などに用いられています。
冷却作用が高いため、冷やしたいケア、暑さ対策などには、こちらのアルベンシスの方が適しています。
殺菌作用も高く、痛み、消化器系不調、嘔吐、鼻や喉の炎症、などに。。。
またマスク着用など暑く蒸れやすい時の消臭殺菌などにも適しています。
※アルベンシスはペパーミント・ミッチャムよりもメントール含有量がはるかに高いため、気温が下がると結晶化することがあります。ドロッパーから出てこない~と困ってしまったお客様もいらっしゃると思いますので、解決方法などについて、以下、DRエバーハルト社よりコメントもらいました。
→DRエバーハルト社ペパーミントアルベンシス精油は、温度が低くなると成分のメントールるが結晶化する。これは、アルベンシスにはメントールが72%含まれているからである。この精油を冷凍させて、メントールだけを分離させこれを売る、会社もある。ペパーミントクリスタルなどのことである。こうすると、残りのオイルのメントールの含有量は下がり、結晶化することはなくなる。しかし、これではエバーハルトの精油と比較しても精油とはいえない。
ちなみにペパーミント・ミッチャムのメントール含有量は、アルベンシスよりも20%低いため、こちらはほとんど結晶化しない。このメントールという成分は、素晴らしい鎮静作用と冷やす作用がある。ぜひ、セルフケアにも取り入れてほしい精油。
結晶化してしまった場合は、50~60℃程度のお湯で精油の瓶を入れ温めるとオイル状に戻る。ちなみに融点は36~43℃である。
※お肌へご使用になる際は、植物油などで希釈して刺激性などをチェックされることをお勧めします。
(注)皮膚や粘膜を刺激することもあるので、一度に大量に吸ったり塗ったりしないでください。
乳幼児、妊娠中の使用には十分ご注意ください。
ベンダー、ローズマリー、ティートリー、グレープフルーツ、サイプレス、シダーウッド、マジョラム、マンダリン、他